おはようございます。
ビジネスを数値で「見える化」するコンサルタント、長野謙です。

昨日マネジメントゲームを体験してきました。
ソフトバンクでも会社の幹部育成方針として採用しているゲームで経営を体感できるものです。孫さんも一押しの研修ゲームです。

◆マネジメントゲームは経営の全体像が見える

これっていいな、と思ったわけですが、何がいいのか。

まず2日間で5期分の事業の運営をして、その振り返りを強制的に数字で行います。資本金から設備投資をして人を雇って材料費を買って、研究費、広告費を投資、そして販売。経営の一連を一年を通じて運営します。1期1時間、そして振り返りも約1時間。

振り返りには、財務諸表、いわゆる損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、そしてキャッシュフロー計算書を作ります。こう書いただけで引いてしまう経営者の方がいると思いますが(笑)、実際は振られた番号通りに埋めていけばいいので、それほど難しくありません。インストラクターもいます。

経営の難しさは経営者であってもその全体像を把握することが難しく、それがゆえに見えないことに不安になったりします。だけど1時間で経営を疑似体験して、その結果を会計的に振り返ることで、経営の全体像をつかむことができます。いくら言葉で財務諸表や管理会計を説明されても、今一つ分からなかった方も5期分ぐらいやるとなんとなく掴めるところが良い所です。

◆手を動かすことで体に入る

以前、百貨店で管理職をしていたころ、毎月15日と25日に見通し、というものを出していました。自分の担当売場の売上、利益率、利益高、この3つを対計画でどうなるか?というのを会社に提出するのです。これをパソコンが普及するまでは手ですべて計算して、出していました。

仕入、返品、値引き、マークダウン、商品損などいろんな要素を加味してその月の見通しをだし、悪ければ当然、対策を提出します。しかし、私が入社して何年か経つとパソコンが普及して入力するだけで全部計算をはじいてくれるようになるんですね。そうなると数字がくるっても仕組みが分からないので異変に気が付かない管理職が増えました。

利益率が1%狂うって、結構大きな変化ですがパソコンの画面だけで見ていると数%狂っても気が付かない。手で一から計算しているとなんかおかしい、って気が付くわけなんです。

経営も一緒で自分で手で計算して財務諸表の成り立ちを理解してみると、出てきた数字がなんかおかしいなと気づく。私は会計のプロではないですが、今まで何社もの計画を作ってきたので、見ておかしいところはすぐ気が付きます。

手を動かすのが大事、なんていうと古い職人気質みたいでいやなんです。昔は良かった・・的な感じで。でもマネジメントゲームをやってみてやっぱり体感って大事だ、と改めて思いました。出てきた試算表を眺めているだけでは分からない経営の全体像が見えてきます。

でもこのマネジメントゲームの本当の良さは戦略的な意味合いが大きいのですが、それはまた別の機会に。

さて、よりよい会社作りのために今日も頑張りましょう!

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