売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。

今日の話は、当たり前のことを言ったり、同じことを言っても話す人によって影響力が違う、という話です。

◆小林カツ代には勝てない

私がまだ結婚する前、20代の頃、1人暮らしをしていました。

保土ヶ谷という横浜ですが山の上。コンビニも11時に閉まるし、ましてや食べ物屋は皆無。

駅で言うと横浜から一駅なんですけど何にもなかったところです。

そうなると、自然に自分で食料を作ってみよう、となります。

たまたまテレビを見ていると、料理研究家の小林カツ代さんが豚汁を作っていました。ずっと普通に作っていたんですが、最後に「牛乳」を入れるんですね。

「豚と牛乳は合うのよ」「七味じゃなくてコショウを入れるとなお美味しい」と。

で、やってみました。

美味しかったです。確かに。牛乳がコクを出すんですね。

その頃私は百貨店のスーツ売場で販売のおばさんたちに囲まれて仕事をしていました。

そのおばさんたちに「豚汁に牛乳入れるとおいしいよ」と親切心で教えてあげたのですが、誰も信じない。

みんな「そんなわけないでしょ」と鼻で笑われました。

でも「あ、これ小林カツ代がテレビで言ってたんだけど」と言ったとたん、みんな「うそ、じゃあやってみるわ」と手の平を返すように。。

その時の自分はちょっと「俺の言うことは信じないのかよ」と愚痴りましたが、冷静に考えれば当たり前です。

◆「当たり前」はやり切った人だけが語れる

昨日、ある大阪の中小企業の経営者が親から会社を引き継ぎ、立て直す壮絶な話を聞きました。

その中で、汚かった工場がピカピカになる、とても長く険しい道のりがあるのですが、まあ、言葉にすると「整理整頓は大切」という話。

「年輪経営」の著者の伊那食品工業の会長、塚越さんも掃除の大切さを説いています。

そして、昨日お話を聞いた大阪の社長も塚越さんも「社員が大切」と言います。

でもこれって、大抵の経営者は言っていることだし、傾いた会社だって、同じこと言っています。

「年輪経営」の中身も当たり前のことが多いのですが、とても迫力というか凄みがある内容なんです。

当たり前のことを、そこまでやるか!と言わせることができれば、相手は圧倒されます

当たり前を徹底すると、当たり前でなくなる、ということですね。

さらにその成果も。

大阪の社長の会社は、取引する会社には工場を見せれば、9割はクロージング出来るそうです。「工場が一番の営業マンです」と。

似たような言葉聴いたな、と思ったら、塚越さんも会社が「物言わぬ営業マン」と言っています。

それでは良き週末でありますように。

 

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