売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。

「知識」がある、というのは以前(昭和の時代)は頭の良いことの象徴のように言われていました。だから受験の勝ち組である難関大学などの出身者はありがたがられたんだと思います。

でも世の中が混とんとしてきたことと、変化のスピードが速くなったこと、あとはネットですぐに「知識」は仕入れられるようになったため、それよりも考えることが大切だと言われるようになりました。

◆知識がないと問題解決がスタートしない

と、まあここまでは一般論。

先日、ある会社の研修で使ったケーススタディの解答を採点していました。

中間管理職50人ぐらいが受けた試験の採点です。あまりやらない仕事なんで、かなり疲れました。

でも採点していると面白いことが分かってきました。解答にばらつきがあるのは当たり前なんですが、幾つか点数が低くなるパターンがあることに気が付きました。

①全く記述がないパターン。

②いっぱい記述があるが、内容がないパターン。

これ以外にもいくつかパターンがあったのですが、気になったのは二つです。

こうなってしまう原因は、明らかに組織解決をするための知識が足りない、ということです。

①は知識がないから全く問題点がフックに引っかからない、問題点が分からないから当然解決策も思いつかない。

そして②はおそらく知識不足で、一つ見つけた問題点に引っ張られてそれのみを長々と原因と解決策を書いてしまう。探偵ホームズに出てくるワトソン君が一つの証拠に飛びついてしまうようなものです。

◆個人でも組織でもバランスが必要

そう考えると普段の組織の問題を現場で考えるときも、知識がないと「なんかわからないけどうまくいっていない」とか「原因はこれに違いない」とか決めつけの状態になることが多いのでは?と思います。

結構、企業の現場でありそうですよね。

現在は「行動」や「経験」が重視される時代で、知識なんかあとから勉強すればいい、という風潮がありますが、よりよい解答を求めようとすると「知識」って大事だな、と改めて思いました。

ただ、知識が多い人って頭がいいだけに、あるべき論を言いすぎたり、リスクを考えるあまり行動までの時間がかかりすぎたりするので、デメリットも多く、現場では嫌われるのかもしれません。

個人の中でもバランスは必要ですが、組織の中でも知識を持っている人と、行動できる人のバランスって必要ですね。

社長が行動派であれば、知識派のナンバー2とかがいると最高なんですけど。

それでは明日も良き日でありますように。

 

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