売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。

◆何のために叱るのか?

先日、ある経営者の方とお話しをしていた時に社員の「叱り方」についてコツを聞きました。

既に従業員200名以上いる会社の経営者ですが、全員の名前が言える、書ける、と言うほど従業員とのコミュニケーションを大事にいしてる経営者です。

名前を憶えている=良い経営をしている、ということにはならないでしょうが、業績はかなり良いようです。

叱るというと、相手の起こした行動や結果に対して間違っている、ということを知らせる、または修正する、という目的があります。

しかし、感情的にならず、的確に叱って、相手の行動を修正させるのは意外と難しいのです。

何度言っても、いう通りにしない社員にイライラしている社長も多いと思います。

だから、経営が上手くいっている、しかも人材をしっかり動かしている社長はどう人を動かしているのだろうか、と気になります。

◆行動、結果に焦点を当てる叱り方

その社長が言っていたのは、

「何か直してほしいことがあったら、その行動、結果に焦点を当てて注意します。決して相手の人格を傷つけません」

例えば、机の上が乱れている。

そういう場合は、まず机の上が乱れている、という事実を伝え、そしてそれが周りの人たちや自分(社長)にどういう影響、気持ちにさせているか、ということを考えさせる、ということです。

そうすると、その人は「自分が机が汚いからみんなに不快な思いをさせてたんだ」と自覚してもらうそうです。

◆無意識に人格を攻撃している叱り方

しかし、こういうケースによくありがちなのは「だらしがないな」というセリフ。

これは、机が汚い=お前がだらしない、という相手の人格を傷つける言葉です。

これは悪気がなくても、相手を傷つけている、という点でアウトですね。人間は感情の生き物なので、反発を覚えると相手が正しくても素直に離れません。

仮に、その場は素直に従っているように見えても、しこりは残ります。知らない間に相手との信頼関係を失っているわけです。

これはその経営者から聞いたわけではないですが、逆に、褒めるときは行動もそうですが、相手自身を褒めたほうがその人のやる気やモチベーションは上がるわけです。

例えば机がきれいだと、さすが○○君、きれい好きだね、とか何かいいことをしたら、「気が利くね」とか褒めるわけです。

そうすると本人も気持ちいいわけです。

叱るときは起きている状況や物事に対して、褒めるときはその人を、というのがコツです。

それでは明日も良き日でありますように。

 

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