おはようございます。
ビジネスを数字で分解し次へのアクションを明確にするコンサルタント、長野謙です。

先週石原元東京都知事の記者会見がありました。
いま話題の豊洲への市場の移転の問題です。

ここではどちらが良いとか正しいとかではなく、石原さん、小池さんなど政治家をみて会社経営だったら何が必要なのか、というのを見ていきたいと思います。

◆結果に対する責任の考え方

石原さんは一部今回の移転を決断したことに対して責任を一部認めていますが、専門家が決めたことで、自分はそれに乗っかっただけで自分だけが悪いわけではない、という説明をしています。

政治家はそれでもいいのかもしれませんが、中小企業の経営においては、専門家や部下の責任にすることは許されません。たとえ責任転嫁したとしてもすべて自分に戻ってきます。

そういった意味では専門家を選ぶのもトップの責任ですし、社員の意見を取捨選択するのも全て自分の責任です。それはフリーランスでも同じでしょう。

それを考えると政治家のいう責任は少し世の中とは違うのかもしれません。

◆先のことを考える責任

今回の移転に関しては、税金を使った事業ですから過去の責任追及は必要なことだと思います。小池さんはわざとそうしていると思いますが、過去の責任追及だけでは問題解決になりません。

でも今最も必要なのは、着地点をどこにするか?ということです。

早く決着をつけないといけない、ということだけではなく、これだけ土壌問題があった市場で魚を買いたいか?と聞かれるとちょっと疑問に感じます。

今さらこのレベルの土壌汚染は健康には問題ないので、大丈夫ですよ、と言われたところで、ちょっと微妙ですね。

税金を払っている都民というお客様にどういう答えを出すか、というのが最も大事なことではないでしょうか。今後の見通しなどをいち早く説明するのが、現知事の責任ではないか、ともいます。どうもこの件に関しては「都民ファースト」を感じません。

経営であれば問題が発生した場合、利害関係者にどのように対応しようとしているのか、というのが一番先に考えないと駄目なことです。

過去の問題を扱う時に必要なのは、そのことが将来の意思決定や教訓として生かされるかどうか、という点が大切でそれ以外はあまり重要ではありません。

組織のトップ、リーダーであってもある意味人気商売であり、また期限付きのリーダーである政治家と、すべてを背負う中小企業の経営者とでは、リーダーシップのあり方もずいぶん違います。

ただ信用は積み重ね、という意味では変わらないと思います。経営者の方々がご自身の経営を振り返るきっかけとなれば良いですね。

それでは今日も一日良き日でありますように。

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