売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。

面白い本を読みました。

会計の本です。

ストーリー仕立てになっていて、売っても売っても赤字の花屋さんが、黒字化するまでを分かりやすく書いてあります。

限界利益という聞きなれない用語が出てきますが、まあ、読み進めれば分かるようになっています。

他の「会計」を説明する会計本よりははるかにわかりやすくなっています。

◆値引き、値上げの利益に対するインパクトは強い

値引き、値上げがいかに利益に直結するか?ということが分かりやすいです。

「売上が見込めないから10%オフにするか、いやそれじゃ効果が薄いから30%オフにしよう」

と言った会話が普通の商売でよく出てきますが、それがいかに危険なことなのか、ということがよくわかります。

問題は、この本にも書かれていますが、値引きの怖さを頭で理解できても、それ以上に売上が減る恐怖には勝てない、という点です。

売上はリアルに想像できても利益はリアルに想像できない、という点が問題じゃないかな、と思っています。

だから数字をよく理解できていない経営者はむやみに売上を追いかけます。

◆売れていることと利益が上がることには因果関係はない

値引き以外で、面白いな、と思ったのはこの本で主力商品の利益の薄さが書かれていたことです。

私の今までのコンサルタント経験でも言うと、お金が足りない、利益が出ないという会社は意外と主力事業が赤字だったりします。

「いや長野さん、これは創業以来うちの主力事業で、最も売上を上げている事業だから、ここには問題はないですよ」と言われる会社さんもいます。

売れていることと、利益が出ていることの差が、感覚として身についていないということがよくわかります。

でもそういう会社こそ、開けてみてびっくり、が多いのです。

◆分かれば改善すればいい

でも大切なことは「赤字だからダメ」「黒字だからOK」という話でありません。

創業以来大切にしている事業が赤字だったりすると、経営者としてショックだと思います。

その事実を知って、どう改善していくか、という点が最も重要な点です。

見えてないから改善できていない、いや改善する必要性を感じないのが普通ですね。

見えてしまえば、「お金が足りない」「利益が出ない」という悩みは、仕入れをどうするか、外注先を見直すか、など具体的な課題に変わっていきます。

これは「悩み」ではありません。解決するべき課題ですよね。

それでは明日も良き日でありますように。

 

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