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ビジョン、戦略では会社は成長しない


ビジネスを数字で分解し次へのアクションを明確にするコンサルタント、長野謙です。

「春眠暁を覚えず」
上手く言うもんですね。確かに最近ぐっすり眠ってスッキリ目覚める日が増えてきています。

◆ビジョンは大切、は楽ちん

実際、中小企業のコンサルティングをやるとわかるのですが、ビジョン、戦略を設定すれば、それで経営が上手くいくか、というとそれは無理です。

ビジョンって「この山を登ったら、こういう景色が見えるぞ!」というモノだと思うんです。だから、より明確にとか、ワクワクするようなとか、ビジュアル化しましょう、とか言われるんです。

確かに北を目指すぞ、と言われるよりも〇年〇月に札幌に行くぞ、と言われたほうが分かりやすい。その距離は○○キロで時間は○○時間かかる、と言われたらもっと分かりやすい。

◆問題はそこへ行くスキルが不足していること

でも実際社長がビジョンを唱えて、そこへ行こうとしても行けないのは社員に具体的は業務スキルが不足しているのと、社長自身にどういった業務が必要なのかイメージがないことが原因として大きい。

よくあるのが「あいつに言ったのにできていない」と嘆く社長。

社長が求めているのは成果。でも社員はもっと手前でつまずいています。

無意識に自分の嫌な仕事を避けたり、出来ないとあきらめてしまったり、何から手を付けていいのかさえ分からない人もいるでしょう。

そうした状態にイライラして全部自分でやってしまう社長もいます。

◆大企業の管理職は「それ」をやっている

大企業の課長、マネジャーと呼ばれる人は実はその一人では動けない人たちを動かすことをやっています。社員一人一人の性格、仕事のレベル、取り組み姿勢などを見ながら仕事を与え、進捗管理をして、結果をフィードバックします。

自分で全部考えて行動して、失敗しながら会社を大きくしてきた中小企業のオーナー社長には考えもつかないことかもしれません。

能力の高い社長からすると、サラリーマンである社員の在り方などはともすると、仕事を拒否しているのではないか、という感じに感じることもあるでしょう。

でも仕事をしたくない人というのは基本いません。

仕事でどう燃焼すればいいのか、分からない人たちがいるだけなのです。もしくは仕事が面白くないと思い込んでいる人たちです。

だから単に方向性示して、成果を求めるリーダシップだけではなく、どのように個々の目標を達成させるか?というマネジメントが求められるのです。

これらを理解したうえで、ビジョンや戦略を語る必要があるのです。

だから中小企業の社長には課長業のスキルを身に付けることをお勧めします。

それでは良き週末をお過ごしください。

 

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