おはようございます。
ビジネスを数値で「見える化」するコンサルタント、長野謙です。

経営者である社長と社員との認識の違いはあらゆるところに出てきます。その一例として社長が将来のために「投資」しているつもりのものが、社員からすると「無駄な経費」に見えてしまう、ということがあります。

 

◆浪費?投機?に見えている

言葉の定義から考えると、投資は今すぐはリターンがなくても将来的に大きなリターンを生むことを期待して金銭を投入することです。会社であれば、経営資源(人、モノ、金)を投入することでしょう。

一方、経費は金銭を払うとすぐにその同等の価値のリターンが得られる、というものです。通常は対価に見合ったサービスや製品が提供されるので、そのサービスや製品が会社に必要なものであれば、無駄ではありません。

しかし、先日ある社長が嘆いておられたのは「あいつら(社員)にはこれが投資だってことが分からないんだよ」ということです。そういったケースでは、社員の人たちは社長が使っているお金や労力を費用どころか「無駄な費用」とみています。

「無駄な」ということは対価に見合っていないもの、とみているわけです。対価に見合っていないのであれば、それは浪費なのか、投機に見えている、ということでしょうか。ちなみに浪費はリターンが得られないコストのことで、投機は今すぐリターンを求めるギャンブル性の高いものです。

 

◆戦略性とストーリー

なぜ社長が「投資」と思っているものが社員には投資に見えないのか。それは簡単で、投資に見合うリターンがどういうものか提示されていない、ということです。しかも困ったことに社長自身がちゃんとそのリターンを言語化できていないケースも多い。

ビジョンを明確にする必要性はこういったところにも表れます。もう少しいうとビジョンを達成するための戦略、ストーリーが見えていない、とも言えます。投資にはそれなりの戦略性とこうしたらこうなっていく、というストーリーが必要です。

社長と社員の意識の違い、というのは背負っているものや見据えている将来が違うのでどうしてもズレが出てしまいます。背負っているものを共有化することはできませんが、見据えているものを共有化することは努力で出来ます。

あ、実は背負っているものも「数値責任を負わせる」ということで、多少は共有化できます。またそれは別の機会に。

さて、よりよい会社作りのために今日も頑張りましょう!

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