先日、ある経営者の方から、ちゃんと現金が残る
経営をしたいとご相談を受けました。

お話ししていて、何かちょっと違うかな、
と思ったのでお伝えしたのですが、
決算書を見て無駄を探しても大して
利益や現金につながらない、ということです。

よっぽど無駄なコストをかけているのであれば
話は別ですが。

大切なのは、経営者や現場のスタッフが
数字を見て意識や行動が変わるか?
という点が大切だということです。

数字というのはあくまでも、事業活動の結果なので、
その活動自体が変わらなければ、売上や利益も
変わらない、ということです。

財務分析をいくらやっても業績が変わらないのは、
その「行動を変える」という視点が欠けているからです。

では、行動を変えてもらうためには
どういった数字を見せると良いのか。

割と答えは簡単で、
行動を変えてもらいたい人の単位で
数字が見せれるようになっているか、です。

各部門長に改善を働きかけるのであれば、
部門別の数字が必要になります。

営業個人に知ってもらうためであれば、
営業担当者別に分解する必要があります。

決算書は会社全体の動きを見るには良いのですが、
具体的に改善策を立てるのには適していません。

決算書は報告用(税務署、投資家)に
社外の人が見ることが前提になっており、
統一ルールがあります。

だから個別の会社の内情に合わせた
見方をするには、元々不向きな数字なのです。

そこで、その分けた分野ごとのコストなどを見ていくと
なぜ儲かっていなかったが分かり、
対策が見えてきます。

よくあるケースは、売上面でいうと
投入した人件費に見合っていない売上となっていて、
赤字になっている事業があります。

意外と多いのはその会社の主力事業が
赤字だったりします。

また、現場に権限のある経費も要注意です。

外注費、仕入などは、現場のスタッフは
悪気はないのですが、
コストを意識しないで発注しているケースが
ほとんどです。

会社で管理されていない場合は、
かなり高コスト体質になっています。

じゃあ、高コストを低コストに変えれば
良いのか?というとこれはちょっと違うのです。

それなら単なるコスト削減ですが、
それに至るまでの現場の行動を変えることが
必要になるのです。

外注費であれば、普段から良い外注先を
探しているのか。
またギリギリの発注にならないように
業務のスケジュール管理が出来ているのか。

仕入であれば、売上計画に見合った
仕入計画があるのか。

といった、業務面を変えていかないと
改善につながらないのです。

【本日のポイント】
利益を出すためには、行動を変える。

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