子供は親を映す鏡である

おはようございます。
ビジネスを数値で可視化するコンサルタント、長野謙です。

先日、アポイントの合間に時間があったので、かねてから人に勧めてもらっていた、東京、有楽町にある「相田みつを美術館」に行ってきました。

特に独立してから数年、落ち着いて美術館など行く時間がありませんでした。とても静かで落ち着いた雰囲気で癒されてきました。その人の置かれた状況によって、いかようにも解釈できるので、いろんな影響の受け方があるかな、と思います。1時間程度で一回りできるので、時間のある方はぜひ。

 

◆子供は見ている

その中でちょっと気になった言葉がありました。
「アノネ 親は子供を みているつもりだけれど 子供はその親を見ているんだな。親よりも きれいな よごれない 眼でね」 みつを

子供の目から見た親(自分)、という視点が新鮮で、自分を見ている子供が気になりました。それから子供の行動を注目していると、いろんな影響を与えているようです。

基本、親は子供に対して上から目線で、躾ける、教育するという立場で相手の不完全さが気になったりしますが、子供はそれ以上に親の不完全さを指摘しないですが、見ていますね。というか真似しています。特に悪いところを。

 

◆親の習慣は引き継がれている

私は毎朝、雨が降ったり、出張で遠方に朝早く出かけない限り、子供と一緒に走ることにしています。子供は小学校のマラソン大会に備えて、私は健康に備えて、お互い休みたくなるのを2人で何とか続けているという状態です。

ある日私が先に裏切りました。朝一の仕事に必要な書類を用意しないとだめ、という一見、私にとっては正当性のあるいいわけでしたが子供にはしっかりインプットされたようです。その何日か後に「宿題が終わっていないから」と断られてしまいました。本人は無自覚でしょうが。

そのほか、食事の時の姿勢が悪い、とかあまり嬉しくないところが移植されているようです。今までは子供に注意するだけでしたが、最近は、これは自分のどこが反映されているのか、と鏡のように子供を見ています。

 

◆自分を見直す基準になる

子供というと、一人前でない、未完成な、教育の対象としてとらわれがちですが、親が発している言葉以上に、普段の親の行動や価値観のほうがよっぽど大きな影響を与えているようです。

そういう意味では自分が普段からどのようなスタンスで仕事をしているか、どこに生活の基準を置いているか、ということのほうが何を言うかより大切だと、改めて感じました。 

自分の影響力を感じ、また自分を律する。
うーん、ますます朝のランニングさぼれなくなってきた(笑)

さて、よりよい会社作りのために今日も頑張りましょう!

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