プロセスの評価は意味がない?


私は組織づくりの専門家なので、

当然、組織の本をよく読むことが多いです。

先日ある本を読んでいて
「プロセス評価はするな!」
と書かれた本がありました。

なに?
いつも自分が言っていることの反対だ、
と思い読み込みました。

その人のプロセスの定義が
精神的な努力、
残業など長時間働くこと、

そういったものをプロセス
と言っていたのです。

私の言うプロセスは、
しっかり言語化されているもので、
結果を出すための「工程(業務)」の
意味です。

〇が×が明確に分かり、
その結果によりさらに
改善が進められるようにするものです。

でも、この言語化が最も難しいのです。

なぜなら、できる人は自然にやっているからです。

私も百貨店に務めていた時に、
部下に聞かれて、

それ、普通にやってくれるといいよ、
とか
そっから先は適当でいいよ、
とか結構言っていてました。

遂には部下から
「長野さんの言っている普通は
私には分かりません!」
と訴えられ、マニュアルを作るに至った
経緯があります。

こうした部下や従業員を作らないためにも
プロセスの言語化はとても重要になります。

言語化は難しいですが、ポイントは
一度言葉にして、第3者的な視点で
見れるようにすることです。

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そうすると客観的に見れて、
分かり難いところは修正できます。

若い人ほど、こうしたものを作ると
喜びます。
なぜなら、仕事が積極的にしやすくなるからです。

ベテランは嫌がります。

自分のやり方に修正が求められるからです。

どちらが良いかは明白だと思いますが、
いかがでしょうか。

【今日のポイント】
言語化は第3者視点で。

経営者

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