理想的なお客様は狙って増やす

昨年まで自分の提供している営業の仕組みを
「セールスシステム」としていて、
雑誌でもそう語っているのですが、
今後は「組織営業」と日本語で名乗ろうと思っています。

雑誌の編集には間に合わなかったんですが(笑)

やはり横文字はかっこいいですが、
伝わらなかったり、誤解される恐れがあります。

システム、というだけで、
何か冷たい印象を持つ方がいたり、
コンサルついでにシステムも
売られるのでは?と思い込む人がいたり。。

改めまして「組織営業」ですが、
この仕組みを導入するメリットは
人の能力に頼らず、
誰でも売れるようになることです。

しかしもっといっぱいメリットはあり、
その一つとして自分の理想的なお客様と
付き合いが増える、という所があります。

なぜなら、業務プロセスを標準化する際に
誰に焦点を当てるか、というと
自社の理想的なお客様になります。

皆さんの会社で最も理想と思われる
お客様を思い浮かべてください。

最も自社の良いところを知ってくれて、
最も金払いがよく、
最もリピートしてくれて
最も手間がかからない、
最も理想的なお客様が1社、
もしくは1人はいると思います。

自社の強みであり、付加価値を理解してくれる
お客様が理想のお客様です。

そしてそのお客様が最も
自社に感謝してくれるのです。

営業のプロセスを標準化するときに
そうした理想のお客様のニーズを満たすように
業務を設計していきます。

そうしたお客様が増えれば、
会社の利益率も高まり、
営業の生産性も高まるだけでなく、
お客様に感謝される割合も当然増えるのです。

お客様に感謝されれば、
営業マンのモチベーションは確実に上がります。

社長に褒められるより上がります(笑)

理想のお客様が増え営業のやる気が上がれば、
間違いなく会社の業績は売上、利益ともに上がります。

業務の基準を決めたり、標準化するのは
単に標準化することが目的ではありません。

自社にとって理想的なお客様は誰か、
そしてどうしたらそのお客様が喜ぶ
サービスを提供できるか。

全てそこを軸に営業マンの動き、
ツール、社内の対応まで決めるのです。

【今日のポイント】
理想的なお客様は狙って増やす。
そのための仕組みを創る。