管理はしたくない

管理というとあまりいいイメージがありません。

なんか人の自由を奪い、ガチガチの枠に
はめるようなイメージでしょうか。

社長の中にも、
あんまり管理ってしたくない、
自主的にやって欲しい、
と言われる方はかなり多いです。

でも自主的に出来る人は、
実は自己管理がちゃんと出来ている人です。

そう、自分を「管理」出来ている人です。

ほとんどの人は自己管理が下手です。
私も含めて。

例えば、日報コンサルタントという人がいます。

わざわざお金を払って、この人に毎日
日報を提出している人たちがいます。

そしてその日報を日々添削してもらうのです。

その添削されている人たちって経営者なんです。

管理の定義は何でしょうか。
英語で言うとマネジメント。

動詞のmanageには
元々、何とかする、成し遂げる
という意味があります。

要は、今ある経営資源を使って何とか
目的に近づけることが管理の意味です。

まさに社長、管理職の仕事ですよね。

先日、先輩コンサルタントに教えてもらって、
なるほどー、とすごく腹落ちしたのが、

「管理の目的は品質とスピードを上げること」

なるほどー。
そのために何とかするわけですね。

確かに、ほっておくと自分基準で
業務の品質を決めてしまったり、
いつまでたっても進捗できていない仕事を
進めるのが管理職の役目です。

そう、管理は監視ではない。

管理とは、その会社の商品そのものや、
またそれらの提供するサービス品質を高める。

日報コンサルタントに
管理してもらっている社長さんも
高い品質の成果をスケジュール通りに
アウトプットしたいから高いお金を
払ってるんですよね。

言葉の定義をしないとイメージで判断して
やるべきことをやらなくなります。

【今日のポイント】
管理:経営の品質とスピードを上げるために
   何とかする、成し遂げること。

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