全体が分かると貢献がわかる

利益を生み出す組織づくりの専門会社、ヨーテラスマネジメントの長野です。

◆3月から男性合唱団に入会しました

昨年の秋に師匠である長山宏先生が参加されている合唱団のコンサートを聞きに行ってから、とても入りたくて入れていただきました。

私は、4つのパートのうち「バス」という最も低い音程を担当するチームに入れていただきました。

練習はとても楽しく毎月2回参加させてもらっています。

合唱というは4つのパートの声が合わさってとても美しい音になります。

私の担当の「バス」は一番低い音程が担当のため、主旋律(メロディ)は少なく、どちらかというと下で支えることが多いのです。
なので分かりづらいことも多く音符を見ながら、周りの上手な人の声を聴きながら(笑)、必死に合わせているような状態です。

各パートごとに練習しているときは自分のパートが歌全体にどのような役割を果たしているかよくわかりません。

ベテランの人であれば、よく分かるのでしょうが、まだ練習初めて2ヶ月もたたない素人にはイメージが湧かないのです。

昨日、上のパートの方たちが歌っていて、そこに先生が「はい、じゃあ今度は全体で」と言い、私たちバスとその上のバリトンという低いパートが加わったとき、とても歌全体が重厚感が出て、とてもいい感じになりました。

そこでやっと自分たちの役割がよくわかり、ちょっとした感動が生まれました。

「これこれ、これだよ」という充実感です。

映画もよくありますよね。初めは人間関係とか、つながりがよくわからないまま進んで、あとに行くほどどんどん話が繋がっていく感じ。

◆伝え方が上手い人は…

音楽とか、映画では耳や目で体感できるの良いですが、仕事ではさすがに効率が悪いですよね。

仕事の渡し方が上手い人と、下手な人の違いは、前後の流れ、仕事の目的などの全体像をちゃんと相手に渡せるかどうか、という点です。

自分の頭の中をそのまま渡してしまう人が良くいますが、とても効率が悪い。たとえ時間がかかったとしてもしっかり初めに流れを説明してから渡さないと結局無駄になってしまいます。

人間はついついコミュニケーションを端折ろうとするのですが、理由は時間となんといってもめんどくさい、というのが理由です。

お客様にはすごく丁寧な人でも、自分の部下や家族にはすごくコミュニケーションを端折ってうまく行っていない経営者や管理職の人をよく見かけます。

「家族のコミュニケーションが上手く行くとすべて上手く行く」ということを教えていただいたことがありますが、これはどんな相手でも丁寧に伝えらえるか、という点がポイントです。

自分の仕事がどの部分でどう影響を与え、そして会社やお客様にどのように貢献しているかわかると、合唱と一緒で感動も生まれると思います。

では、良き週末でありますように。

 

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