理念がなければサンタクロースはただの深夜宅急便の配達員である

売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。

最近、本当に多くの経営者の方々とお会いする機会に恵まれて、死にそうになった話、続けてたらとんでもなく大きくなった、などをいろんな聞く機会が増えました。

結構お酒が入るシチュエーションも多く、楽しいのですが、いい加減体がしんどいです。仕事がらみなので、飲まなきゃいいのですが、こういう時中途半端に酒好きだと苦労します(笑)

断りたくないしな(笑)でも明日しんどいだろうな、なんて思いながら過ごしています。

◆あなたの会社の社員は幸せなサンタクロースか?

そんな日々の中で講演会という形でしたが、ある女性経営者の話を聞く機会がありました。話の全体は経営理念をどうやって浸透させるか、そして社員がどうやったら動くのか、という話でした。

本当に面白い話ばっかりだったのですが、そこから一つ

「経営理念がなければ、サンタクロースはただの深夜宅急便の配達員よ」という話がありました。

いきなり聞いたときは何だ?と思いましたが、ようは、「子供たちを笑顔にする」という理念がなければ、サンタクロースは深夜に荷物を届けるただの配達員だということです。

面白いですね。

「皆さんの会社の社員は理念なきサンタクロースになっていませんか?そうであれば、仕事なんてただ辛いだけですよね。サンタクロースだって深夜にかなりの重労働で、子供たちの笑顔がなければやってられないでしょうね(笑)」

うまいこというなぁ、というのが正直な所ですね。

中小企業では経営理念というのがちゃんと決まっていない会社がたくさんあります。

そこでは社員の人たちは、単なる労働者になっている可能性が高い、ということです。

◆繰り返し語れるストーリーがあるか

やはりどういう理念を持ってどうやって顧客に役立つのか、こうしたストーリーを用意するのは経営者の仕事でしょうね。落とし込みはやはり繰り返し意識させる、繰り返し言う、という地道な作業です。

これはどんな経営者に聞いても、経営が上手くいっている経営者は経営理念作っているし、落とし込みしているし、業績も見える化しています。

ここは共通してますね。

あと、今回思ったのは、こういったたとえ話の上手い経営者というのは、社員の方ともコミュニケーションが上手いんだろうな、と思いました。

普段相手にどう言ったら伝わるのだろう、また相手の行動につながるためにはどう伝えれば良いのか、ということを常に考えているような気がします。

こういった社長がいる会社は社員も働きやすいし、仕事も楽しいでしょうね。

それでは明日も良き日でありますように。

 

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