営業の在り方が変わる

インサイドセールス
という言葉をご存知ですか?
営業の分業が進むアメリカの発祥で、
外回りの営業に対して、
会社の中でアポイントを取り、
営業に案件をパスする担当の事です。
日本でも徐々に浸透してきていて
色んな企業で採用が進んでいます。
ここへきてさらにこの存在が
注目されています。
これまではどちらかというと
営業のサポート的な役割でした。
しかし、このコロナの件で、
営業が外回りできない状況で、
顧客との関係性を構築したり、
既存顧客の継続フォローをしたり、
重要な役割を負うようになってきています。
今、お客様のところに行けない状況で、
営業の方法を変えざるを得ないように
なってきているのです。
ただし、これはある意味チャンスと
捉えることもできます。
特に案件の進捗管理から
顧客のフォローまで、
全て営業任せにしてきた会社にとって、
この機会に営業プロセスを見直す
大きなチャンスなのです。
何もインサイドセールスの部門を立ち上げる
といった大袈裟なことをせずとも
社内でお客様との関係性を
深めていくその過程を見える化して、
放置されていたお客様との
コミュニケーションを見直すのです。
新規開拓に行ったけど、
今すぐの需要はない見込み客を
放置していなかったか。
一度購入してくれたけど、
その後のフォローが出来ていない
顧客はいないか。
個人任せで営業していたのを
組織で関わるように見直すことが
重要な時代になっています。
もう嫌でもそうなります。
緊急事態宣言も1ヶ月延長されました。
この事態を嘆くのではなく
プラスにかえる機会ととらえれば、
やることは結構あります。
【今日のポイント】
営業が行くことで関係を作る時代が終わります。
それでは良き1週間をお過ごしください。