事業の中身が見えれば、アクションプランも具体的になる
売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の
「もっと数字にこだわる社員が欲しい」
「成果を意識して働く社員が欲しい」
という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。
◆暗闇は怖い
私は子供のころ、ボーイスカウトというものに入っていました。
テントを張ってキャンプをしたり、飯ごう炊飯でご飯を炊いたりして過ごしたりします。
今でいうアウトドアを本格的にやっている感じです。
今でも覚えているのですが、山の中でキャンプをしたときに、真っ暗闇を肝試しと称して一人で歩かされたことがあります。
街の明かりが全くないところで、車も通りません。本当の暗闇を経験した唯一の経験だと思います。
方向感覚が失われ、道から外れそうで、怖くて這って進みました。
また子供のころの話ですが、夜中にトイレに行きたくなり起きて進もうとしたのですが、真逆の壁にぶち当たりドアが見つからなく壁を蹴飛ばしていたことがあります。
自分が全く違う方向に進んでいることに気付いたときは、弟も妹も寝ていて見ていませんでしたが、とても恥ずかしい思いをしました。
◆試算表を見ても事業の中身は分からない
以前は数字を見ていなかった社長が、見えるようになった途端、落ち着いて経営できるようになったと言っていました。
「ちゃんと試算表を見ています」という経営者もいます。
でも、経費の仕分けは税理士さんがやっていて、何の費用がどの科目に仕分けされているかも分からない状態は、「見ている」かもしれませんが、「理解している」状態ではありません。
また、売上と利益と現金残高だけを見ている状態は、ブラックボックスに材料を投げ込んだら料理が出てきた、というのと同じです。
どういった調理用具や調味料や誰が料理をしているのかも分からない状態です。まさにブラックボックス。
◆明るくしたほうが見やすい
道も部屋も事業も、明るく見えるようにすれば、どこへ向かえばいいか、何をすればいいかは分かります。
具体的な行動に移れます。
具体的に動いているときには不安はありません。
具合が悪くて原因が分からないときって不安ですよね。もしかしたら…、とか(笑)
でも医者に診てもらって原因が明確になれば、それに対処するしかなく具体的に対応します。
それと一緒なんですね。数字を見る、ということは。
◆7月21日(金)セミナーを開催します。
7月21日(金)下記のタイトルのセミナーを開催します。
【経営者向け】「数字が読めたら業績が上がった!」数字アレルギーが、「なるほど」と腹落ちする超実践的セミナー
会計の基本と、上記の様な変動費に関する内容を、具体的事例を用いながら説明をしていきます。
残席1名となりました。
お申込み、お待ちしております。
それでは良き連休でありますように。
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