先延ばししたくなる気持ちを膝のケガから考えてみた
売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。
昨日、膝のMRI検査の結果を聞きに行きました。
◆なんとなく後回しにしていた
3月に歩行困難なぐらい激痛が走り、整形外科で水を抜きました。
その時の話はこちら→あなたの説明、説得は相手に違和感を与えていませんか?
その後安静にしていましたが、ちゃんと精密検査をしたほうが良い、という友人の勧めもあってMRI検査をしました。
結果的には半月板の軽微な損傷、ということで運動もウォーキングぐらいから始めればOKということで、早速今朝、4kmぐらい歩いてきました。気持ちいいですね。
でも本当はもっと早く結果を知ろうと思えば、知れたんですよね。3月からすでに2ヶ月。
これはやはり、もし軟骨が痛んでいたら手術しなければいけない、とかちょっと怖かったり、でもまあ今歩けるからいいや、という感じで後回しにしていました。
普段、コンサルやセミナーでは「数字を明確にしないと駄目ですよ」「見えないから不安なんですよ」と言いつつ、自分は不安半分、楽観半分で自分の健康を見過ごしていたわけです。
数字に向き合えない気持ちってこんな感じかも?と思いました。
でも先延ばしにしても何も解決しませんから、いいことないですよね。
◆結果が分かれば、行動するしかない
結果がもっと早く分かっていたら、とっくにウォーキングぐらい始められたかもしれない。
逆に結果的に手術が必要だとしても、早く知れば、早く対処できたわけです。
先延ばしするメリットって、基本あまりない。
にもかかわらずそうしてしまうのは、先延ばししているうちに問題がなくなるか、解決することを望む気持ちがあるのかもしれません。
私の膝の場合は、「痛みがなくならないかな」というとっても安易な考え。完全に人任せ発想ですね。
会社の数字もなんとなく見たくない、なんとなく大丈夫、このなんとなく不安だけど自分に大丈夫と言い聞かせている間は、1ミリも物事が動ないまま、不安だけ成長してしまう。
人間ですから、そういうこともありますが、自分がそういう状態にあることは知っていて、何とかしなくては、自分しか解決できる人間はいない、と自分の背中をおす努力だけはしないといけないと思います。
それでは明日も良き日でありますように。
6月のセミナー情報
【経営者向け】会社のお金の流れを押え、数字で社員を動かすための「見える化」講座
皆様のご感想、お待ちしております!