数字が苦手な社長、別にそれでいいんです
売上規模1億円~3億円の中小企業の経営者の「もっと数字にこだわる社員が欲しい」「成果を意識して働く社員が欲しい」という思いを実現する経営コンサルタントの長野です。
数字が苦手、という経営者の方、結構多いです。
でもそれって別にそれでいいんじゃないかなと、私は思っているんです。
「経営者は数字に強くないとダメ」というコンサルタントも多いですが、社長自身が強くなる必要はないのです。
◆私も数学は得意ではなかった
基本的に私も数字は嫌いです。
小学生までは鶴亀算とか結構得意でしたね。また数学の図形の問題とかは結構得意だった記憶はあります。
でも高校は途中で数学はあきらめました。
大学も文学部で歴史を勉強していました。
会計をかじったのは中小企業診断士を目指してからです。
独立してからも、事業再生の仕事に携わっていたのですが、どうも数字を見るのが苦痛でした。
何が言いたいか、と言うと別に数字が苦手でも経営に関する数字は見れる、ということです。
◆別に自分で帳簿やデータを作るわけではない
会計を作るのは社員に作ってもらえばいいし、事業の中身を見る仕組みも社員の人に作ってもらえばいいのです。
社長はその出来上がってきた数字をみて、自分の商売の感覚とズレがないかをまず確認する。
そして悪いところがないかを確認する。
そして改善のための方法を考える。
別に数字そのものをいじったりする必要はないのです。
◆経営者がしなくてはいけないのは経営判断
大事なのは経営判断。
その経営判断に必要な素材を集める仕組みを作ることが、一番大切なのです。
一番良くないのが、なんとなくこんな感じかなぁと思っていながら、確信がないまま何もしない、ということです。
現状が明らかになれば、動くしかない。
そして社員に動いてもらうしかない。
その社員が動くための仕組みがまた必要になります。
◆7月21日セミナーを行います
そうした一連を2時間半でコンパクトにまとめたのが、今回のセミナーになります。
【経営者向け】「数字が読めたら業績が上がった!」数字アレルギーが、「なるほど」と腹落ちする超実践的セミナー
はじめに会計の本当に簡単かつ本質的な仕組みについて説明を行います。
次に事業の中身を見る方法と、そしてそれによりどれぐらいの効果があるのかを実際の事例を通じて説明していきます。
数字が苦手という経営者こそ参加してほしい。
心からそう願っています。
それでは良き週末でありますように。
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