継続には上手く「管理される方法」を考える必要がある

事業の数字にこだわっていくと、人の動きが明らかになってきます。
数字にこだわるからこそ、そのプロセス、そして社員の役割、動きにこだわります。
ヨーテラスマネジメントは中小企業の社長の悩みを、数字と人の動きを改善することで、解決していきます。


マネジメントがよく「管理」と翻訳されるのは、結果を出すには継続が必要で、継続には管理が重要な要素になってくる、ということなんだと思います。

決まったことがなんとなく続かない、いつの間にか終わってしまっている組織は「管理」が効いていないということです。

◆管理してもらうサービスにお金を払う

「日報コンサルタント」というものがあるらしい、と聞いたのはかなり前のことです。

自分を毎日管理してもらうことにお金をかけている人が、いるんだな、という感想を持ったのを覚えています。

ニーズはかなり多いそうです。

でも考えてみれば、ライザップなんてその最強なバージョンですよね。

毎日食べたものまで報告させられて強制的に痩せさそう、というもの。それに大金を払ってダイエットする人がいるわけです。

さらに、最近知ったのですが、ライザップには「ゴルフ」というのも出来てました。

ライザップのドメイン(事業領域)というのは、恐らく「管理」なんでしょうね。

強い管理をして、結果にコミットする。それに大金を払う人たちがいる市場であれば、どこでも水平展開出来るんじゃないでしょうか。

ライザップの資格試験版とか出たら、結構お金払う人いるかも(笑)

勉強を教えてくれる予備校に行くよりも、日々を管理してくれるライザップ資格試験(仮名)のほうが成果が出そう(笑)

◆自分の意思は最もあてにならない

何が言いたいかというと、人はそれだけ何らかの形で管理をされないと継続できないし結果も出すことが出来ない、ということです。

中には強い意志で、自分をしっかり管理することが出来る人もいるのでしょうが。

多くの人たちは、自分の意思を信じて何かを始めては挫折して、そして自分のセルフイメージを下げたりします。

私もそんなことは無数にあります。

ランニングも筋トレも直ぐサボりたくなってしまいます。

だから、自分で自分を管理できる、という幻想は捨てて習慣化するまで継続できる方法を、工夫するしかないんですね。

一番いいのは人にアラームを鳴らしてもらうことです。

会社だったら、上司が毎日仕事の進捗を確認する。そういうちゃんと管理してくれない上司だったら、自分から報告に行くなど工夫が必要です。

私の例で言うと、ランニングは子供と走る約束をすることで、サボれなくしています。

昨日、若い経営者の方と飲んでいて、創業時期に一人で仕事をしているときが最も自分をコントロールすることが難しかった、社員を雇うようになってようやく自分を律することが出来た、という話をしていました。

最も思い通りにならない自分をいかに強制力を働かせて管理するか。

 

社長にも管理してくれる人はいますか?

管理というとちょっと聞こえが良くないのであれば、一緒に走ってくれるペースメーカーがいますか?

それでは良き週末でありますように。

 

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