テレワークは不都合がモロに出る

テレワーク、
これは一度やってみることをお勧めします。
先日、私は友人や知り合いの経営者などに
ヒアリングをしました。
テレワークをやって
よかった事、
悪かったこと、
気づいたこと。
非常に面白かったです。
というか興味深かった。
テレワーク、
全くストレスない、という人と
早くこの騒ぎ終わって欲しい、
仕事にならない、という人がいます。
今回のヒアリングを通じて私が確信したのは、
これはテレワークだけの問題ではなく、
普段どれだけコミュニケーションルールが明確なのか、
また業務内容や期待成果がはっきりしているか、
個々の役割分担が明確なのか、
出来ている組織とそうでない組織の差が
テレワークだと明確に出やすい、
ということです。
決まっていない会社ほど、
いちいち確認作業が発生したり、
もしくは確認できないので、
自分の期待と相手の動きの差が大きく
それがストレスの原因になります。
というか非効率なわけです。
生産的じゃない。
一緒にいると自分の期待値とのズレを
その場でなんとなく修正したりできることが
それが出来ないがゆえに、
アウトプットが全く予期していないものに
なったりするわけなんです。
普段から会社の生産性を高める方法
(お客様に満足していただく方法)
を工夫することが大切なのであって、
テレワークが大切なのではないと
今回すごく感じました。
もちろんITを普段から
うまく使いこなしている、
というのは大きく影響しますが、
それも普段からいかに
コミュニケーションしやすいように
ITを使いこなしているか、
ということが重要なのだと思います。
ITを導入するのが大切なのではない。
テレワークに移行して全くストレスがない、
という会社の社長がいましたが、
それは普段から上記の事を
努力されていたんだな、と強く感じました。
テレワークがおすすめなのは、
一度やることで、
何処にイライラを感じるのか、
なぜイライラするのか、
を見つめることが、
自社にとって欠けていることを
理解することにつながります。
うちはテレワークに向かない、
と言ってしまっては
そこで進化が止まってしまいます。
今は何もなければ今後10年、20年で
ゆっくり変化する内容が
一気に来ています。
だから、ここで変化から遠ざかる、
ということは、
変化する会社と10年、20年の差がつく、
ということです。
今であれば、多少の失敗も
大目に見てもらえます。
まあ、急に始めなきゃいけなかったしね、
という感じで(笑)
言い訳もしやすいでしょ(笑)
ぜひチャレンジしてみてください。
【今日のポイント】
テレワークの本質は離れていることではなく、
決めるべきことを決めているかどうか。
それでは良き1週間をお過ごし下さい。
経営者

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