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あなたの説明、説得は相手に違和感を与えていませんか?
おはようございます。
ビジネスを数字で分解し次へのアクションを明確にするコンサルタント、長野謙です。
3月に入ってからランニングに加えて筋トレも始めました。ちょっと張り切りすぎたのか膝を痛め、ついには歩くことさえ困難になりました。
◆膝が曲がらない
少し膝が痛むなぁ、と思っていたのですが今週に入って、打ち合わせが終わり椅子から立とうとしたとき、激痛が(涙)
ついに立てなくなってしまいました。
今日、整形外科に行ったところ、「これじゃ膝曲がらないよ」と先生に言われ大量に溜まっていた水を抜いてもらいました。
大きな注射器2本分(50ml)。
その後薬をもらいに行った薬局の薬剤師さんと話をしていたところ、「私の知る限り50mlはマックスですね」
確かにいっぱい入っていたからなぁ。
でもここにたどり着くまでに昨日は近所の整骨院に行ったのですが、ラチがあかなかったのです。
歩行困難だったので、近所の整骨院を選んだのですが、実は2年前も足首をねん挫した時に利用しています。
その時は「痛風の恐れがありますね」と言われ、「いや、痛風じゃないですよ」と何度も言っているのに「いや内科に言ってください」というので、途中で通うのを止めました。
私は体の仕組みは詳しくないし、理屈では専門家に負けますが自分の体が痛風かどうか、というのはなんとなくわかるもんです。痛風の経験もないけど。
で、2年ぶりに行ったら、また「関節の問題もあるけど、痛風の恐れがあるので内科にも行ったほうが良いです」と言われました。
うーん、そこじゃないんだけど。
はっきり「痛風の痛みって違いますよね」と言ったにもかかわらず、最後会計が終わったら、やっぱり「明日も来てください。その後様子を見て内科に行きましょう」と言われました。
はい、とは言いましたが「こりゃ無理だな」と本日整形外科に行って先ほどの水を抜いてもらったのです。
◆専門家でなくてもなんとなく「あたり」はある
今はネットもあるし、自分の体の事ってわからないなりに「あたり」を付けたりしているはずです。しかも相手が「そうかな?」と疑問を前面に出しているにもかかわらず、相手を説得しようとするのはちょっと専門家としてイケてないですよね。
それをするのであれば、昔こういう事例があったなど具体例か、相手を納得させる材料が必要だと思います。私は数字を使うんですけど。
◆自分も専門家として押しつけをしていないか
もっと気になったのは自分のことです。文字でかくとその整骨院の先生、ひどいと思いますし、自分も「わかってないなぁ」と思うのですが、意外とこういったミスマッチというのはアリがちなんじゃないか?
相手が専門家だから黙って「うんうん」と聞いているお客様もいるのでは、と思うと貴重な経験だったと思います。
◆相手の違和感を無視していませんか?
医者と患者、専門家と専門家じゃない人の関係って、後者の立場だと違和感を感じていても「理屈」で説明できないので、飲み込んじゃうことって結構あるじゃないかな、と思います。
これって怖いですよね。
まあ今の時代患者は医者を選べるので、違うと思えば二度と行かないだけなんですけど。
経営者と社員の関係も、違和感を感じても反論できない、というケースはままあるのではないでしょうか。
社員は経営者を選べない? いや最近は違う、のかな?
それでは今日も一日良き日でありますように。
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